実例取材詳細
真ん中にある吹き抜けを通って光と風が行き交う家。
お客様レポート
家の西側にある逆台形の壁が印象的なH邸。外観は現代的なフォルムながら、玄関をくぐると一転、伝統的な日本家屋を思わせる落ち着いた和風の空間が広がっています。
驚かされるのは、その快適さ。外は汗ばむような天気の日でも、室内に入ればひんやり涼しく快適です。秘密は家の真ん中に配された大きな吹き抜けの階段。この場所が各部屋と小さな調整窓でつながっており、窓を通じて熱い空気が上に抜けるように設計されています。加えて、宮崎の火山灰を原料とする塗り壁も、快適さに一役買っています。空洞の多い火山灰が臭いと湿度を吸収するため、家の中が常に適度な湿度に保たれているのです。
また、室内の明るさにも吹き抜けが役立っています。本来なら光が入らない北側の部屋にも、吹き抜けを通じて届く2階の光が、調整窓から差し込んでいます。一方、南側にあるリビングは庇(ひさし)によって光を抑えています。冬は日が差し込み、春分から秋分までは直射日光が入らないように、庇の長さを緻密に計算。ここでは夏でもカーテンなしで過ごすことができます。
ライフスタイルに合わせた設計もポイントです。お盆や正月には十数人の人が集まるH邸。その時には、リビングと小上がりになった和室をつなげて使います。わざわざ和室を高くしたのは、和室でくつろぐ人とソファに座る人の目線の高さを合わせるための心配り。これなら気兼ねすることがありません。
天然素材を使って健康にも配慮しているH邸は、住まう人も遊びに来た人も、誰もが心からリラックスできる場所です。
ハウジングデータ
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夫婦
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木造軸組工法
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164.16m²(49.65坪)
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105.99m²(32.05坪)
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58.17m²(17.59坪)
- 自然素材の家
- ライフスタイル
- 洋を感じる家
- インテリア&収納にこだわった家
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